当サイトの記事は、王立カナダ造幣局・国税庁など公的機関の情報、田中貴金属工業など地金商の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金価格・金貨の価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
もらったメイプルリーフ金貨や、フリマで見かけた金貨。『これ、本当に本物なのかな』と一度気になると、売るにも持っておくにも落ち着かないですよね。
結論から言うと、メイプルリーフ金貨の真贋は、有料の鑑定を探すより、金貨を扱う店の無料査定で見てもらうのがいちばん手軽です。
この記事を読めば、鑑定と査定の違いと、店に持って行く前にしておくことが分かります。
親戚からもらったメイプルリーフ金貨があるんです。本物かどうか、どこで見てもらえばいいんでしょう?
まずは金貨を買い取っている店の査定がおすすめです。重さや作りを確かめてから値段を出すので、そこで本物かどうかも分かりますよ。
真贋を確かめたいなら、まずは無料の査定から
「真贋」と聞くと、専門の鑑定機関に頼むイメージがあるかもしれません。でも、メイプルリーフ金貨は世界中で流通している地金型の金貨なので、金貨を扱う店なら日常的に見ています。
査定料が無料の店も多く、売るかどうかを決める前に見てもらうだけでも大丈夫です。
- 本物かどうかは、金貨を買い取っている店の査定で確かめるのが手軽です
- 査定料・鑑定料を取らないと公式に書いている店もあります
- 査定を受けても、その場で売る必要はありません
例えば、おたからやはFAQで、査定料・鑑定料は一切かからず、相場確認だけでも無料で利用できると案内しています。大黒屋も、分析料やキャンセル料はいただいていないと書いています。
『見てもらったら売らないといけない雰囲気になりそう』と心配な方もいるはずです。そんな時は最初に「今日は本物かどうかと、だいたいの金額を知りたいだけです」と伝えておけば、話がすれ違いません。
鑑定と査定は、何が違う?
言葉が似ていてまぎらわしいのですが、鑑定と査定は目的が違います。ざっくり分けると、こんなイメージです。
| 鑑定 | 査定 | |
|---|---|---|
| 目的 | 本物かどうか、どんな品かを確かめる | 買い取るならいくらかを出す |
| 結果の形 | 本物かどうかの判断 | 買取の提示額(本物と判断した上での金額) |
| 費用 | 依頼先によって違う | 無料と案内している店が多い |
| 向いている人 | 売る予定がなく、持ち続けたい人 | 売るかどうか迷っている人 |
査定では、店が自分のお金で買い取る前提で品物を確かめます。だから、査定額が出たということは、その店が本物の金貨として扱ったということでもあるんです。
一方で、売る予定がなく「本物だと分かったうえで持っておきたい」なら、査定を受けて買い取りは断る、という使い方もできます。
有料の鑑定に出したほうが、確実なんじゃないですか?
メイプルリーフ金貨は金の量で値段が決まる金貨なので、売るつもりなら査定で十分なことがほとんどです。費用をかける前に、まず無料の査定で見てもらいましょう。
有料の鑑定サービスの料金や中身は、依頼先ごとに違います。この記事では特定の料金は挙げないので、気になる場合は依頼先の公式案内を確かめてみてください。
店は、どこを見て本物と判断している?
実は、店がどんな機器や手順で確かめているかを細かく公開しているところは多くありません。それでも、公式に書かれている範囲で分かることがあります。
田中貴金属は、売却の流れの中で、持ち込まれたコインを当社の基準に則って、製造ブランドや重量などを確認したうえで買取価格を確定すると案内しています。製造ブランドが無いなど、基準に満たないコインは断る場合がある、とも書いています。
なんぼやは、品物を計測して相場と重量から査定金額を出している、とFAQで説明しています。つまり、重さを量ることは真贋を見る第一歩でもあるんです。
そのとき目安になるのが、王立カナダ造幣局(RCM)と田中貴金属が公表している数字です。
| サイズ(額面) | RCMの重量(最低保証重量) | 田中貴金属の重量表記 | 直径 | 厚さ(田中貴金属) |
|---|---|---|---|---|
| 1オンス(50ドル) | 31.11g | 31.1035g | 30mm | 2.8mm |
| 1/2オンス(20ドル) | 15.55g | 15.5517g | 25mm | 2.2mm |
| 1/4オンス(10ドル) | 7.77g | 7.7758g | 20mm | 1.7mm |
| 1/10オンス(5ドル) | 3.11g | 3.1103g | 16mm | 1.2mm |
| 1/20オンス(1ドル) | 1.55g | 記載なし | 14.1mm | 記載なし |
RCMの重量は「最低保証重量」、田中貴金属の重量は1トロイオンス(31.1035g)をもとにした理論値で、書き方が違います。小数点以下の数字が少し違うのは、この書き方の違いによるものです。
厚さはRCMの公式ページには載っていないので、田中貴金属の表記を参考値として載せています。

もう一つ、RCMは2014年以降の年号の1オンス金貨に「Bullion DNA」という技術を入れています。専用のリーダーとソフトで照合するしくみなので、家では確かめられません。刻印の見方はメイプルリーフ金貨の偽造防止技術で詳しく紹介しています。
よくある相談:知恵袋で見かける真贋の疑問
Yahoo!知恵袋には、メイプルリーフ金貨の真贋についての相談がいくつも寄せられています。多いものを3つ取り上げます。
職場の人から譲られた金貨を出品したいが、本物か分からない
ネットで売る前に本物かどうか知りたい、という相談です。
本物と言い切れないまま出品すると、買った人とのやり取りで困ることもあります。出品を考えているなら、先に店の査定で見てもらい、金額の目安も知っておくと判断しやすいです。フリマと店の違いはメイプルリーフ金貨はどこで売る?で比べています。
祖母から譲られた1/2オンス、厚みがなんとなく気になる
手に持った感じで「薄い気がする」「軽い気がする」という不安もよく見かけます。
手の感覚は人によって違うので、気になったら数字で確かめるのが確実な近道です。1/2オンスなら直径25mm、田中貴金属の厚さ表記で2.2mmが目安になります。それでも判断がつかない時は、迷わず店に見てもらいましょう。
フリマに出ている金貨は、どう見極めればいい?
買う側からの相談ですが、画像だけで真贋を判断するのは難しいものです。
この記事の主題は売る側の話なので、ここでは「手元に届いた後に不安があれば、店の査定で見てもらえる」という点だけお伝えしておきます。
家での判断は、重さや直径が公表値と大きく違わないかを見るところまでにしておきましょう。削る、薬品を付ける、火であぶるといった方法は、本物だった場合に金貨を傷めてしまいます。
店に持って行く前に、家でしておくこと
査定の前に少し準備しておくと、話がぐっと早くなります。特別な道具はいりません。
- 額面(50ドル・20ドル・10ドル・5ドル・1ドル)を見て、サイズを確かめる
- 年号を読み、メモしておく
- ケースや袋に入っているなら、そのままにしておく
- 入手した経緯(購入・贈り物・相続など)を思い出しておく
- 購入時の書類があれば、一緒に用意する
ケースから無理に出すと、指紋や小さな傷が付くことがあります。入れ物の扱いはケースなしのメイプルリーフ金貨は売れる?でも紹介しています。
『出どころを聞かれたら、うまく答えられないかも』と不安になるかもしれません。でも、分からないことは「分からない」と言えば十分です。例えば「祖母の遺品で、いつどこで買ったかは聞いていません」と伝えれば、店も確認を進めやすくなります。
本物かどうか確かめたくて、きれいに磨いてから持って行くことです。金は柔らかいので、細かい傷が増えてしまうことがあります。
真贋も見てもらえる店の選び方
真贋を確かめたいだけの時も、選ぶ店はある程度しぼっておくと安心です。
- メイプルリーフ金貨の買取ページや価格表がある
- 査定料が無料かどうかを公式サイトで確かめる
- 査定だけで帰っても費用がかからないか確かめる
- 査定額の内訳(重さ・単価)を聞けるか確かめる
- 店頭・出張・宅配など、自分に合う方法がある
地金商は、自社の基準で製造ブランドや重量を確かめてから買い取ります。ただ、三菱マテリアルのように、国内で買った金貨は購入時の証憑が無いと売却を断る、と書いている地金商もあります。書類が無い場合は、先に条件を確かめておきましょう。
買取店は、状態や付属品が無くても受け付けると案内しているところが多いので、書類が手元に無い方には相談しやすい窓口です。まずは近くの店で、本物かどうかと今の金額をあわせて見てもらうのが手早いですよ。
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メイプルリーフ金貨の査定額を確かめる
1オンスから1/20オンスまで、ケースから出した金貨やペンダントに加工した金貨も査定してもらえます。店頭のほか出張査定やLINE査定も選べるので、当日の金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

店の選び方をもっと細かく知りたい方は、メイプルリーフ金貨の買取店の選び方を読んでみてください。売るまでの全体の流れは、メイプルリーフ金貨の買取ガイドにまとめています。
よくある質問
メイプルリーフ金貨の真贋は、査定だけで分かりますか?
査定では、店が重さや作りを確かめたうえで金額を出します。金額が出たということは、その店が本物として扱ったということです。売るつもりがなければ、査定だけで終えても大丈夫です。
有料の鑑定に出す必要はありますか?
売ることを考えているなら、まずは無料の査定で十分なことがほとんどです。持ち続けたくて記録を残したいなど、目的がある時に検討してみてください。
本物ではないと言われたら、どうすればいいですか?
理由を聞いて、別の店でも見てもらうと安心です。入手した経緯を正直に伝えておけば、話がこじれることはまずありません。
古い年号の金貨には刻印の印が無いのですが、偽物ですか?
小さな楓の印は2013年に入ったものなので、それより前の年号には最初からありません。印が無いことだけで偽物とは言えないので、店で見てもらいましょう。
まとめ
- メイプルリーフ金貨の真贋は、金貨を扱う店の無料査定で確かめるのが手軽です
- 鑑定は本物かどうかを確かめること、査定は買い取るならいくらかを出すことです
- 店は製造ブランドや重さなどを確かめてから金額を出しています
- 家では磨いたり削ったりせず、額面と年号をメモして持って行きましょう







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